仕事はゲームだ!

10年後には会計の仕事も自動化されて無くなります。鬱々しててもしょうがない!仕事もライフも思いっきり楽しんで新しい価値を創造しよう!

残業月45時間しかできなくなったので真剣に減らす方法を考えてみた

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最近、私の所属する会社で月の残業を45時間以内とするルールが発令されました。各部署1人でもはみ出る者が無いようにとのこと。36協定を必ず順守せよという意図です。

ぶっちゃけ、私のチームでは平均60時間、人によってはそれ以上の人もいますので全員の残業を45時間以内に納めるには抜本的な改革が必要です。マネージャーとして何をすべきかを纏めてみました。

まず、大切なのが全員の意識改革。

もう何十年も残業ありきで仕事のペース配分を考えていた人達もいます。時間は有限という意識が結構低い。

会社側もマンパワー不足を社員の自発的な残業に頼っていたところがあります。

全員の意識を必ず残業は45時間以内に納めよという風に変えていく。会社トップからスタッフまでがこの意識を共有することが最も大事!

マネージャー以上の人達はお願いする仕事のプライオリティー、期待するアウトプット、期日、それに費やすべき時間を正確に伝えること

仕事をお願いされる相手としてはマネージャーやその上のポジションの人達にお願いされた仕事は緊急案件として対処するでしょう。でも、もしかしたらそれほど緊急ではない仕事もあるでしょう。

また、その人がその仕事に費やす時間を見誤っているケースもあるかもしれません。例えば、マネージャーが1時間でできるだろうと思った調べ物をお願いしたとして、その人にとっては3時間かかる仕事かもしれません。

ですので、お願いする場合にはどれくらいでできそうかも相手からヒアリングして決める必要があります。このような習慣付けや配慮がマネージャーや上のクラスの人間に必要でしょう。

社内のルールなら緩くして残業を減らすこともできる

残業ありきでこれまでの色々な仕事の成果、ターゲットが決まっていたりします。

例えば、月次での営業P&L(損益)の確認作業。営業部が捉えている数字と経理部が捉えている数字の突合せをして確認する際、締めが終わるまでに差異は50万円までにするようにとの社内ルールがあるとします。

これを50万円までに納めるためには毎月月初の数日は24時まで残業している事実があるのであれば差異は100万円までとするようにルールを緩めることで21時に帰れます。

そして、翌月の比較的時間がある時に差を詰めるようにします。

このルール変更の了承が得られれば残業を減らすことができます。

どうしても45時間以内に納まらないのであればマネージャーが率先してメンバーの仕事サポートをする

これは最終手段ですが、もうどうしても45時間以内に納まらない状況であれば、マネージャーがやるしかないでしょう。マネージャーとしはその人の成長のためにも任せた仕事は完遂してほしいもの。

でも、それはマネージャーのエゴでしょう。まず大事なのは社員のワークライフバランス。それがしっかりできるようにアサインメントを考えたり、会社と交渉して社内ルールを変えたり、アウトソーシングしたり色々します。でもやっぱり上手くいかなくて残業がはみ出しそうなのであればマネージャーの責任ということで率先してその仕事はやっつけるしかないかなと思います。

仕事は一度で終わりではないので、また同じ状況に陥らないように次回に向けて手を打てば良いと思います。

残業を減らすための試行錯誤は続いてくでしょうが、目指せ今よりもっと働きやすくてモチベーションが高い職場!国もサポーティブな今が変化を起こす絶好のタイミングかな。