仕事で自慢できる留学生しか知らない英文法
私が所属しているのは米系企業ですが毎日英語でメールを書く頻度はとても高く、ほぼ8割は英語でのやり取りです。
日本人社員のメールを読んでいると表現や言い回しにはこだわりを持っており、気にしている方も多いのですが文法に関してはそれほど気にしてません。
確かに中学校で学んだ英文法がしっかり身についていれば、メールを書く上ではそれほど不自由しないとは思いますが、それ故その域を出ないという人が多いです。
今回は私がアメリカの大学在籍時に学んだ、簡単だけど、使える、日本の学校では教えない英文法を紹介します。
紹介するのは、次の二つです。
1.セミコロン" ; "
2.コロン " : "
どちらもみなさん見たことあると思います。PCのキーボードにありますので。
しかしながら、それぞれの意味、これらの違いを理解して仕事のメールで使っている社員は私の会社ではほぼ見かけたことがありません。
では、それぞれの意味から。セミコロンは「そして、」、コロンは「つまり、」です。なーんだ、って感じですよね。
実際使ってみると、今まで書いていたメールがこんな風に変わってきます。
1. The yearend, our busiest season is coming soon, and we need to do well preparation this time before it starts.
→ The yearend, our busiest season is coming soon; we need to do well prepration this time before it starts.
2. I now have two things to tell you. One is your position change, and the other is your new biz trip relevant to this change.
→ I now have two things to tell you: your position change and your new biz trip relevant to this change.
セミコロン" ; "は接続詞として文と文をつなぐ時の",and"と同じ意味ですが、名詞と名詞をつなぐことはできません。
コロン” : ”の場合はその後に名詞を持ってくることも、文を持ってくることもどちらもOKです。
他にも日本の学校では教えない英文法(=Native speakerのみが知っている英文法)はたくさんあります。別の機会で紹介したいと思います。
本場の英文法が分かりやすく学べる本↓ 留学時代重宝しました。お薦めです。
The Little Brown Handbook (13th Edition)
- 作者: H. Ramsey Fowler,Jane E. Aaron
- 出版社/メーカー: Pearson
- 発売日: 2015/01/09
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