経理・財務部門のスーパースター!グローバル企業の稼ぐ経理・財務の実態
従来の経理部は帳簿屋(スコアキーパー)であり、いかに正確に帳簿をつけるかが一番の関心ごとであった。既に過去となった取引を数値化することが主な仕事であり、そうするとなかなか未来の利益を出すにはどうしたら良いかといったビジネス洞察力やビジネスマインドが育たない。
スコアキーパーとしての経理・財務にとって、帳簿作成の正確さと業務効率化こそが最も重要な役割と考えられてきた。
また、ビジネスマインドが醸成されていない経理部門は営業やマーケティング部門からビジネス戦略立案に対してアドバイスを求められることも少なく、コストを生むだけの部門と穿った見方をされることもある。
一方で、グローバル企業の経理財務部門を見渡すと業務効率化とビジネス洞察力の両方を兼ね備えた”バリュー・インテグレーター”と呼ばれる先進的な経理財務部門が出現してきた。
バリュー・インテグレーターを持つ企業は、売上成長率、利益、ROIC(投資資本利益率)において高い業績を継続的に達成している。
さらに、バリュー・インテグレーターの中でもさらに優れた業績をあげているスーパースターも出現してきた。”パフォーマンス・アクセラレーター”と呼ばれる。
パフォーマンス・アクセラレーターは以下の点で高い価値を創造し企業の業績に直接貢献している。
・収益性/経済情勢分析
・販売価格の決定・価格戦略
・需要計画、予測
・製品/ビジネスの開発
・合併買収(M&A)の分析
パフォーマンス・アクセラレーターの実態とその高みに行くための具体的ステップを知りたい方ははこちら。経理財務部門の目指すべき方向性が分かります!